幹細胞治療の症例数が1,000を突破しました

2019.07.21

診療・治療法

幹細胞治療が1000症例を突破

大阪ひざ関節症クリニックでは、変形性ひざ関節症の患者さまを対象として、幹細胞を用いた治療を提供しております。グループ全体としては2015年に幹細胞治療の提供を開始しましたが、このたび症例数が1,000を突破しましたことをご報告いたします。

炎症や痛みの改善効果に期待

ヒトの体内には幹細胞という細胞があり、炎症を抑えて痛みを緩和する作用を持っています。変形性ひざ関節症の患者さまのひざ関節内に幹細胞を投与したところ、痛みの緩和やひざの機能改善が確認されたとする論文も、世界各国から発表されています[1][2]。

現在、当院では培養(増やすこと)した幹細胞をひざに投与する「培養幹細胞治療」を提供しておりますが、培養しない場合よりも痛みの改善効果が高いというデータが出ています。こちらは当グループとして、2019年3月に開催された「第18回再生医療学会」にて発表しました。

 

現在の治療で効果を感じられない方におすすめ

幹細胞治療は再生医療の一種で、日々発展を遂げている分野です。変形性ひざ関節症に対する治療の選択肢にも、大きな変化を与えつつあります。

というのも、変形性ひざ関節症の従来の治療法としては、ヒアルロン酸注射や鎮痛薬などの対症療法を繰り返し、それでも進行してしまった場合には手術を受ける、という流れがほとんどだったからです。一般的な保存療法が奏功しなかった方にも、幹細胞治療が一定の効果を示すことが分かり、保存療法と手術療法の間を埋める新たな選択肢として認識されるようになってきました。現在の治療で効果を感じられていないという方に、ぜひ幹細胞治療を検討いただきたいと考えております。